サツマイモを生かす
[図8]、[図9]
インドネシアのサツマイモ事業は、三井物産さんにも10パーセント出資していただいて、今飼料の事業は、農家を集めるのがたいへん苦労ですけれども、世界最強のスターチ工場と思っています。そういった意味で出口がいっぱいあるというか、食用の粉とか、田中さんの話でもありましたように、サツマイモの機能性物質も豊富で、そういったこともいろいろできないかなと模索しております。来年度から2006年度には黒字にもって行こうと、2006年度ぐらいからは飛躍的に伸ばしていくということで取り組んでいます。
[図10]、[図11]、[図12]
場所としては、スマトラから2,000キロくらい離れているので地震の影響はなかったのですけれども、ジャカルタから飛行機で30分くらいの、スマトラ島の南端に会社を置いております。本社及び加工工場で田舎にポコッと近代的な工場があるというものです。これは、サツマイモを熱処理し、加工する設備です。
[図13]、[図14]、[図15]
日本から単位収量の大きい品種を持ち込み、ウィルスフリーで増殖して農家に配るということでやっています。だいたいウィルスにやられますと、花でもそうですが、だんだん小さくなる。収量が落ちてくる。植物工場の中でつくる技術も外部の先生に頼んで確立したのですが、なかなかコスト的に現地でやるのは難しくて、網室のなかで増殖して行っています。現地でももともとサツマイモをつくっていたのですが、元来がキャッサバとかトウモロコシとかが中心だったのですが、徐々にサツマイモ農家を増やして、現在500件ぐらいの農家と契約し、直営工場をもって広げている状況です。
現地で1ヘクタールあたり2、3トンぐらいしか採れないのを、私たちは4カ月で20トンぐらい採ろうとしてやっております。
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