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パネル討論



築島幸三郎


トヨタ自動車(株) バイオ・緑化事業部部長
築島 幸三郎
築島幸三郎



トヨタは、なぜバイオテクノロジーに取り組むのか BACK NEXT

[図1]
こんにちは。
トヨタ自動車でバイオ緑化事業部長をしております築島です。今日はお招き頂いて大変光栄に存じております。私どもはこうした思想にマッチングしたような形で事業を展開しているつもりですので、ご清聴をたまわれば幸いに存じます。

トヨタの事業展開

[図2]
まず、今売れゆきがよくて、この一年間に売上高が一兆数千億円伸び、利益も一兆数千億円に達する中で、なぜ新規事業なんだと、よく聞かれるわけです。トヨタについて詳しい方はよくご存じですが、トヨタ自動車自身が、新規事業の産物であるということです。1937年自動織機の会社が隆盛を極めているとき、創業者があえて自動車事業に挑戦、分離独立して生まれた会社です。

その後もそういうふうにどんどん自動車だけに留まらずにいろんな事業をやっております。1956年産業車両をやっておりますし、1965年には住宅事業、1975年から住宅の販売もやっております。そのほかにも金融サービス事業ということで1988年トヨタファイナンスを設立し、今では全世界で事業を展開している状況です。1984年には日本高速通信、これは今ではKDDIに統合された会社ですが、その大株主として参加をしていますし、携帯などの移動通信などにもかかわっております。ほかにも1992年にはエアーフライトジャパンというパイロットを養成する会社をつくったり、1997年には朝日航洋というヘリ等の運行会社のM&Aなどもやっております。その1991年にはマリーナ開発、1996年からマリン事業本体、レジャーボートなどの販売もやっております。ほか1998年からはトヨタタービン&システムというコ・ジェネをやる製造会社もつくっていますし、1998年からバイオ事業の本格的に事業開発をやろうと、着手してきました。

図1
[図1]



図2
[図2]



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