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2002年武田研究奨励賞の研究計画募集を開始
テクノアントレプレナーシップに富む研究計画に、最高で年1千万円の賞金
2002年4月3日
 
 財団法人 武田計測先端知財団(理事長・武田郁夫、事務所・東京都中央区)は、このほど2002年武田研究奨励賞(The Takeda Techno-Entrepreneurship Award)のワークショップのセッション名ならびに担当座長を発表、研究計画の募集を開始しました。

 本年度のセッション名は以下の通り、情報・電子系、生命系、環境系の各応用分野よりそれぞれ2テーマを選び、決定しました。研究計画の応募は、財団のホームページ(http://www.takeda-foundation.jp)で2002年5月31日まで行っています。


(1) セッションA 「極小領域を対象とする計測システム」
担当座長:
金山 敏彦(産業技術総合研究所 次世代半導体研究センター副研究センター長)
山田 啓文(京都大学大学院工学研究科電子物性工学専攻 助教授)
(2) セッションB 「ディペンダブルな情報システム、およびセキュアなLSIチップ」
担当座長:
国分 明男 (財団法人ニューメディア開発協会 常務理事・開発本部長)
南谷 崇  (東京大学 先端科学技術研究センター 教授)
(3) セッションC 「ナノ・バイオテクノロジー」
担当座長:
赤池 敏宏(東京工業大学大学院 生命理工学研究科 生体分子機能工学 専攻 教授)
(4) セッションD 「非侵襲的な脳機能画像化技術」
担当座長:
内海 英雄(九州大学大学院 薬学研究院 機能分子解析学専攻 教授)
(5) セッションE 「リモートセンシングの環境応用」
担当座長:
安岡 善文(東京大学生産技術研究所 教授)
(6) セッションF 「生物機能を利用した環境浄化」
担当座長:
遠藤 銀朗(東北学院大学工学部 環境土木工学科 環境生物工学研究室 教授)


 武田研究奨励賞は、実用化を念頭に置いた研究計画および、新規事業創出につながる研究計画の中から、生活者への価値の創造に貢献が期待できるものに贈られます。各セッションごとに最優秀研究賞1件と優秀研究賞4件が選考され、最優秀研究賞受賞者には、賞金として年間最高1000万円が最長3年間にわたって贈られます。継続受賞については、1年ごとの継続評価によって決定します。

 武田研究奨励賞の選考にあたって、インターネット上でコンペ形式のワークショップ(サイバーワークショップ)が、2002年7月1日から同9月30日にかけて開催され、応募者にはこのワークショップで、自分の研究計画について、ポスターや座長を中心としたディスカッションを通じてアピールする機会が与えられます。受賞者は、ワークショップでの議論と、研究計画の最終版をもとに、座長および選考委員会により10月中に選考され、理事会の承認を経て決定されます。賞金の授与は2003年1月頃となる予定です。


プレスお問い合わせ先
池田 純子
財団法人 武田計測先端知財団
〒104-6591 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー32F 私書箱33号
TEL: 03-3549-2781 FAX: 03-3549-2787
E-mail: ike-jun@takeda-foundation.jp
URL: www.takeda-foundation.jp

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