The Takeda Foundation
財団紹介

財団紹介

  財団法人 武田計測先端知財団は、2001年4月に武田郁夫氏(タケダ理研工業株式会社、現、株式会社アドバンテストの創業者)によって設立されました。地球上の68億人ともいわれる全生活者の視点を軸に、先端技術と社会(産業、工業)のあり方やその方向性を探り、現在、調査、普及活動に力を注いでいます。

  具体的には、武田シンポジウムやカフェ・デ・サイエンスなどの普及イベントの開催、技術開発経営などに関する調査活動を行っています。

  この根底にある私たちの理念とは、生活者の選択とそれをもたらすアントレプレナーシップにあります。世の中の富は、アントレプレナーシップの持ち主の活動によってもたらされます。たとえば、私たちの生活を支えるコンピュータにおける半導体の技術やソフトウェアの技術。相互につながるための通信技術。私たちの健康な生活を支える高度医療や診断のための生命(ゲノムやDNA)に関する知識や技術。そして、日々の暮らしを取りまく環境、その環境に与えてしまっている負荷の実態を知るための計測技術などなど。すべて一例ですが、これらの富はよりよいものをもたらしたいというアントレプレナーシップと生活者の選択が互いに作用して、大きな価値として享受されてきました。

  科学者、技術者の研究によってもたらされる知と、この知を活用して実際に生活者に届けようとするアントレプレナーシップ。財団では特にこの点にこだわって、調査、普及活動に取り組んでいます。

  これらの活動は、財団のプログラムオフィサーによって支えられています。専門知識を持ったプログラムオフィサーが活躍しているのも当財団の特徴です。公益認定等委員会の承認を得て、2009年12月1日から一般財団法人武田計測先端知財団となりました。新しい法律の下での法人として、財団メッセージを発信していきます。

Last modified 2009.12.15   Copyright(c)2005 The Takeda Foundation. The Official Web Site of The Takeda Foundation.