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本財団では、以上の理念に基づき、次の三つの分野のテクノアントレプレノーシップの高い成果に対して顕彰・助成活動を実施するものとしたい。 |
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1. |
情報・電子系応用分野
(Techno-Entrepreneurial Achievements of Social/Economic Well-being) |
2. |
生命系応用分野
(Techno-Entrepreneurial Achievements of Individual/Humanity Well-being) |
3. |
環境系応用分野
(Techno-Entrepreneurial Achievements of World Environmental Well-being) |
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この三分野は、工学知の応用が実現した分野という意味である。すなわち、生活者への富と豊かさ・幸福の提供が実現したのがどの分野か、という観点で分野を設定し、分類する。用いられた構成要素技術による、すなわち電子工学とか、化学工学とか、医工学という、分野分類は財団の採るところではない。生活者への価値の提供を主眼とする本財団のあり方を、分野の考え方にも反映させたいからである。
上記三分野の設定には、二十世紀末から二十一世紀初頭への産業や科学技術の変革を強く意識している。この変革には以下のような特徴がある。 |
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(1) |
情報処理と通信が結びつき、情報通信ネットワークが生活・産業の基盤(インフラストラクチャ)の役割を果たし始めた。 |
(2) |
生命分野の知識・情報が、富の形成や病苦の軽減に大きな役割を果たしつつある。 |
(3) |
人類の活動の地球環境への影響を強く意識する必要が生じてきた。 |
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