日程:2001年 12月 3日(月) 午前 9時 45分 〜 午後 17時 50分
会場:東京全日空ホテル「鳳の間」地下1階

9:00
受付
9:45-9:55
開会のご挨拶
10:00-12:00
Session A
生命系応用分野
受賞者紹介講演 松原謙一
(武田計測先端知財団 常任理事)

講演1 「生命科学の変革とそれを可能にした技術」 
マイケル・W・ハンカピラー (アプライドバイオシステムズ社)

講演2 「ゲノム解読:微生物からヒトまで」
J・クレイグ・ベンター(セレラ・ジェノミクス社)
      M.W. HunkapillerとJ.C. Venterは、高性能DNAシーケンサと全ゲノムショットガン法の解析用アルゴリズムを組み合わせ、データの大量・集中収集と処理システムを戦略的に応用することにより、それまで予想できなかったスピードでゲノム解析が可能になるという工学知を生みだした。
12:00-13:00
昼食
13:00-15:30
Session B
情報・電子系応用分野
受賞者紹介講演 垂井康夫
(武田計測先端知財団 常任理事)

講演3 「未来のユビキタスコンピュータを実現するTRONオープンアーキテクチャ」
坂村健(東京大学)

講演4 「フリーソフトウェアの拓く世界」
リチャード・M・ストールマン(フリーソフトウェア財団)

講演5 「オープンソフトウェア方式によるソフトウェア開発のメリット」
リーナス・トーバルズ(トランスメタ社)
      TRON、GNUおよびLinuxの各プロジェクトは、情報化社会の要となるコンピュータ基本ソフトウェアの開発において、オープンな開発スタイルあるいはオープンな利用の仕組みという新しい手法による解決方法を生みだした。その結果、広範な人々の知恵を集めることが可能となり、これまでにない高いレベルの成果をもたらしてコンピュータ利用の新たな発展をもたらした。さらに、この新しいオープンな手法は、新しい開発モデルを提示してそれまでの市場の常識を覆すような影響を与えている。
15:30-15:45
休憩
15:45-17:45
Session C
環境系応用分野
"MIPSとエコリュックサック?持続的経済への道標"
受賞者紹介講演 鈴木基之
 (武田計測先端知財団 常任理事)

講演6 「新しいテクノロジーなくして持続なし」
フリードリヒ・シュミット・ブレーク(ファクター10研究所)

講演7 「技術の目指すべき方向の転換」
エルンスト・U・フォン・ワイツゼッカー
(ブッパータール研究所)
     F. Schmidt-BleekとE. U. Von Weizsaeckerは、人間が物質的豊かさを得るために、生物圏において膨大な量の物質を動かし続けてきたことが環境破壊の本質であると考え、工学的な環境負荷尺度「エコリュックサックとMIPS」を提案した。これらの尺度は持続可能な社会に向けた出発点を与えることとなった。
17:45-17:50
閉会のご挨拶
17:50
閉会

終日参加、セッション別参加いずれも可能です。原則として先着順の受付といたします。

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