The Takeda Foundation
数学カフェへようこそ


数学カフェへようこそ
ある朝、地下鉄に乗り合わせた堀田凱樹先生に、「この間から駒場の酒井さんと一緒に、一般の人を相手に脳科学の話をしているのですが、聞きに来ませんか」とお誘いを受け、最後の2回、その集まりに参加させて頂いた。それが機縁で「次は数学をテーマに」ということになり、かなり不安を感じながら6回にわたる講師をお引き受けすることになった。武田計測先端知財団が企画する、「カフェ・デ・サイエンス」が、その集まりの名前である。
出版社名 技術評論社 (ISBN:978-4-7741-5167-0)   出版社案内ページ
発行年月 2012年8月
販売価格 本体 1,580円 + 税


目 次

第1夜 数と図形を結びつける
1-1 数と図形  1-2 数と数字の違い  1-3 円周率の不思議  1-4 次元とは  1-5 オイラー数  1-6 骨の計測
第2夜 東アジアの数学
2-1 理系と文系  2-2 『九章算術』における数学  2-3 天元術から和算へ  2-4 ゼロの発見と十進法  2-5 天元術とアラビア数学  2-6 よい数学書を書く動機  2-7 天文地理  2-8 ゲームと数学  2-9 なぜ東洋の数学は消滅したのか  2-10 数学へのロマン  2-11 数学はどんな形であれ一つしかない
第3夜 素数
3-1 素数は無限にある  3-2 素数の見つけ方  3-3 なぜ素数に関心が集まるのか  3-4 素数と暗号  3-5 暗号を解くしくみ  3-6 素数蝉は素数を知っている?  3-7 数学の研究にゴールはあるのか
第4夜 整数の不思議
4-1 不思議な数  4-2 素数定理  4-3 整数論の難問  4-4 「当たり前」と「当たり前ではない」こと  4-5 ポアンカレ予想とは何か  4-6 4次元を理解するということ  4-7 ペレルマンの証明  4-8 ペレルマン,そして数学者とは
第5夜 無限を極める
5-1 無限についての3つの問から  5-2 無限をいかにとらえるか  5-3 矛盾が起こるか起こらないか  5-4 数と量  5-5 1=0.99999…が理解できる人,できない人  5-6 面積とは何か  5-7 ルベーグの発想  5-8 無限とはどんなイメージ?  5-9 数学者以外には見えないもの
第6夜 確率の話
6-1 確率論とは  6-2 乱数の定義  6-3 なぜ乱数なのか  6-4 なぜ確率が出現するのか  6-5 確率と統計  6-6 生命保険の統計学  6-7 複雑なモデルは危険  6-8 ベイズの信念  6-9 統計論の基礎は確率にあり  6-10 主観確率と客観確率  6-11 ギャンブルと確率論